(株)インテックは3月5日、EDIのASPサービス「EDI-Hub(イーディーアイ・ハブ)」の新たな機能として、インターネットEDIに対応した「AS2通信機能」を開発し、サービスの提供を開始した。
AS2はインターネットEDIの通信手順として国際標準になりつつあるEDIINTAS2に準拠しており、インターネットでの安全で高速なデータ交換を可能にする。
「EDI-Hub」は、お客さま企業のEDIシステムをASPで運用するサービスで、これまで100社以上利用しているが、ハードウェア・ソフトウェアはインテックで運用し、必要に応じて随時EDIサービスを利用できるので、ハードウェアのメンテナンスやネットワーク構築などEDIシステムの運用に関わる負荷を軽減することができる。
新たな利用者では、取引先や物流業者、銀行等の対外接続において、様々な通信手順を利用した安全なデータ交換がフルアウトソーシングで可能になる。
また、インテックは先行して、昨年末からEDI業務のアウトソーシングを受託しているライオン(株)に「AS2通信機能」を加えた「EDI-Hub」サービスを提供している。
これにより、ライオンは日用品化粧品業界VAN運営会社・(株)プラネットとの間で行っているEDI業務のうち、通信量が最も多い販売データについて従来型のEDIからインターネットEDIへの切り替えを行い、通信時間を大幅に短縮することができた。
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