インテックと東洋ビジネスエンジニアリングは12月1日、インテックの中国現地法人「インテック上海」の設立を機に、海外展開を進める製造業向け基幹業務システムの提供を共同での戦略的なマーケティング、プロモーション、導入コンサルティングなどでの協業を開始する。
日本の製造業は海外生産拠点の新設・拡張などグローバル生産体制を加速させ、グローバル視点でのサプライチェーン最適化（適所調達・適所生産・適所販売）を支援する生産管理システムが求められている。
東洋ビジネスエンジニアリングの基幹業務ソリューション「MCFrame（エムシーフレーム）」は、250社を超える企業に採用されており、グローバル化に伴い「海外拠点でも使いたい」との要望に、多言語・多通貨機能などの対応を進め、昨年1月から最新のSOA基盤上に組み込んだグローバル対応ERP×SCMパッケージ「MCFrameXA」を提供している。
インテックは、中国を含めた東アジアの日系製造業に対し、国際競争力を強化するソリューションとしてMCFrameをベースとしたERP導入サービスの促進する。
なお、今回の協業で、両社の現地法人が、MCFrame専門部隊を常駐し、共同で営業・プロモーションを展開する。
この協業により、今後3年間で中国華東地区に進出する日系製造業20社の受注を目指している。
