日本通運(株)は3月26日、日本貨物鉄道(株)、韓国鉄道公社との提携に基づく日韓共同事業として、JR貨物の12フィート鉄道コンテナを利用した日本全国各地~韓国ソウル市近郊の儀旺ターミナル間を結ぶRAIL-SEA-RAILサービスを開始する。
サービスは、博多港と釜山港をデイリーでシャトル運航する「ニューかめりあ」(カメリアライン株式会社)を海上輸送として利用し、その両端に日韓両鉄道会社の輸送網を接続したもので、各モードの定時性と輸送頻度を生かしながら、高速サービスを顧客に提供するが、韓国側で鉄道を利用した12フィート鉄道コンテナ輸送は初の試み。
サービス受託と発着業務は、日本国内は日本通運、韓国側は韓国鉄道公社のフォワーディング会社であるKRロジスティクス(株)が行う。
鉄道輸送区間は、日本が福岡貨物ターミナル駅~日本国内で、韓国内は釜山鎮(ブサンジン)駅から儀旺(ウィワン)で、主な輸送品目は、輸入が電子機器、各種部品など、輸出は各種部品など。
なお、標準輸送日数は約3日間。
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日本通運(株)
福岡海運支店・複合輸送グループ
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