国土交通省は3月19日、同省が次世代低公害車の1つに位置付けるジメチルエーテル(DME)自動車の長時間高負荷低速走行、過酷な条件下にでのデータを取得するため、新たにDME道路維持作業用自動車を試作し、公道走行試験を実施すると発表した。
DME車を巡っては、技術基準の検討などのために必要な安全・環境性能に関するデータを取得することを目的として、現在、大型DMEトラックなどの公道走行試験を実施している。
新たな走行試験に際し、車両製作は公募で日産ディーゼル工業(株)を選定。3月22日から関東地方整備局横浜国道事務所で、実際の道路維持管理業務に使用し、得られたデータを基にDME自動車の技術基準、実用性向上のための検討を行う。