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プロロジス/成田地区に3棟目の大規模施設着工

2007年03月29日/物流施設

プロロジスは3月28日、マルチテナント型(複数企業向け)大型物流施設「プロロジスパーク成田Ⅲ(スリー)」を着工した。竣工は2008年3月末。

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「プロロジスパーク成田Ⅲ(スリー)」の完成予想図

同施設は成田空港エリアのプロロジスパークとして3棟目で、最大規模のマルチテナント型施設。重要物流拠点の成田空港エリアに第3の大型施設を提供することで「顧客企業の物流サポートを拡充し、成田空港周辺での先進の物流施設に対する企業ニーズに応えていく」としている。

同社によると、新施設はプロロジスパーク成田、成田Ⅱ、セントレア(中部国際空港)の開発で蓄積したノウハウと空港関連物流施設の開発技術を駆使し、海外、国内全国への配送の迅速化、効率化を高める機能を備える高効率型総合物流センター、と説明している。

施設構成は、フォワーダーなど航空貨物を扱う企業ニーズに応えるため、使いやすさ、貨物の搬出入のスピードを最大限に高める施設構造を取り入れた。

また、3PL企業やメーカーの同空港を利用した戦略物流ニーズをサポートするため、物流に伴う物流加工を空港地域内で、ワンストップで行える高効率総合物流センターの機能を融合させた汎用性の高い機能を導入する。

敷地面積4万7599㎡、延床面積7万7500㎡で、建物は地上6階建て。各階へ40フィートコンテナトレーラーが直接乗り入れ可能なランプウェイを上り用・下り用の2基備え、車路幅は14メートル確保する。

倉庫スペース前面の車路には一部、専用の多目的荷捌き場を設ける。また、省エネルギー効果を高め、長期メンテナンス・コストの低減を実現する金属性断熱外壁パネルの採用や敷地外周部の緑化・森林保護や最新技術による免震構造を導入し、地震発生時の荷崩れや保管物の破損を防ぐ。

このほか24時間体制で稼働する防災管理センターなど高いセキュリティ機能を装備するとともに、最新のITインフラ設備を持つオフィススペース、レストラン、休憩スペースなどアメニティ施設も併設し、屋上には乗用車駐車スペース260台分を備える。

また、利用企業がTAPA認証クラスAの取得が可能な施設仕様とすることなどを含め、付加価値の高いサービスの提供を可能とする機能を盛り込むこ
とも検討している。

問い合わせ先
TEL03-6215-8480
FAX03-6215-8490
inquiry@prologis.co.jp

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