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SGホールディングス/中期経営計画策定、売上高1兆円目指す

2007年03月29日/未分類

SGホールディングス(株)は、2007年度から2009年度までの3年間の中期経営計画を策定した。

中期経営計画の最終年度である2009年度は、グループ全体の売上高は1兆円、営業利益は450億円を目標に掲げ、この実現のためには、現在グループの中核事業であるデリバリー事業を確実に成長とともに、これに続く第2の柱としてロジスティクス事業を確立し、成長させること、さらにその他の事業も伸ばしていくことが必要です。事業のセグメントにおいては、2006年度はロジスティクス事業が8.3%、その他の事業は5.1%でしたが、これを2009年度はそれぞれ、10.2%、6.8%まで増やしていく。

宅配便を中心とするデリバリー事業は、インターネットショッピングの普及や景気回復などを背景に通信販売市場が拡大し、BtoC市場を中心に今後も堅実に伸びていくと予想され、グループの中核事業であるこれらのデリバリー事業で、今後より強みを発揮し、一層の飛躍を図っていくために、市場のニーズの変化を的確に捉え、最適な商品を提供していくことで、事業基盤をさらに磐石なものとして、確実な成長を目指す。

ロジスティクスと国際物流の市場は、とくに成長著しいアジア地域において拡大の一途をたどる一方で、企業が物流をアウトソーシングする傾向が高まり、SGホールディングスグループとして第2の柱として成長を見込むロジスティクス事業では、(1)3PLの進化・発展、(2)海外事業の強化、(3)クーリエの積極展開の3つを柱として展開していく。

3PLに関しては、物流一括受託、国内外一貫物流、および最適な物流の設計を提供するトータルロジスティクス事業への進化を目指し、輸配送、倉庫管理システムなど付加価値の高いソリューションサービスの提供も検討していく。

海外事業は、主に海外に進出した日系企業をターゲットに、各国、各地域の物流のスペシャリストとして、また、身近で利用しやすい存在となることを目指し、国内との情報連携強化、日本発輸入混載貨物の拡大、集配体制の強化および品質向上を行っていく。

第3、第4の柱に成長させるべく、事業を展開するため、宅配便のノウハウを生かした「車両販売・整備事業」、軽作業者やドライバーを中心とした「人財開発事業」、ビルメンテナンスや駐車場管理などの「施設管理事業」について、マーケットとしても有望なことから、特に力を注いでいく。

基本方針
・グループ各社の自立経営の確立
・グループを先導するデリバリー事業の“強み”を拡張させるための事業基盤の構築
・ロジスティクス事業を第2の柱事業として確立
・グループ各社の成長・拡大、およびM&A等により、第3、第4の柱事業確立へ向け注力
・人材の拡充・育成の課題への対応

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