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ヤマト運輸/延床8万㎡超、神奈川物流ターミナルが完成

2007年03月29日/物流施設

ヤマト運輸(株)の神奈川物流ターミナル(横浜市鶴見区)2期工事部分が3月28日に竣工した。

同施設は物流棟、ターミナル棟、荷受棟などからなり、今回竣工したのは物流棟と荷受棟。6万1865㎡の敷地に建設、延床面積が8万1142㎡に達する大型施設。

このうち物流棟は床面積5万8775㎡でヤマトロジスティクス(株)、ヤマト運輸神奈川物流システム支店、ヤマトボックスチャーター(株)が使用する。荷受棟は床面積678㎡で、ヤマト運輸安善町宅急便センター、エキスプレス川崎営業所が入居。

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2期工事が竣工した神奈川物流ターミナル

既に竣工しているターミナル棟は床面積2万1688㎡で、ヤマト運輸関東支社、神奈川主管支店、神奈川ベース店が入居する。

神奈川物流ターミナルは、物流棟とターミナル棟が1、2階フロアでつながるため、両棟間の移動効率が向上。物流棟、ターミナル棟に垂直搬送機12機と荷物用エレベーター2機を設置し、上下搬送時のストレスを低減させたほか、個人情報を扱う部屋についてはICカードによるドアロックシステムを採用し、セキュリティー管理を徹底。ターミナル棟には旧川崎ベース店の2倍の床面積と着車スペース59台分を確保した。

また、顧客に宅急便、ウォークスルー車、ヤマト運輸の歴史に触れてもらうため、ターミナル棟内に初期型集配車の展示スペースを設け、実物とともに大型パネルを用いて歴史を紹介している。

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