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コニカミノルタ/中国の2生産拠点が「ゼロエミッション」達成

2007年04月06日/未分類

コニカミノルタグループの中国における複合機・プリンタの2つの生産拠点(無錫工場と石龍工場)は、「生産拠点における排出物の再資源化、埋め立て廃棄物の最少化、再資源化による利益の創出」を目指す「ゼロエミッションレベル1」を達成した。

コニカミノルタの最新の複合機生産拠点である無錫工場は、2005年10月に操業開始した当初から、ゼロエミッションの目標値を達成することを前提に循環型社会への対応を進めてきた。

例えば、社内での徹底した分別などによる再資源化活動の実践や、適正に再資源化できる業者を日本と同じ基準で評価するなど、操業開始から継続しております。その結果、再資源化率が94.4%、最終処分率が3.5%、費用については外部支払い費用の37倍の利益を創出した。

また石龍工場では、1999年のISO14001認証取得活動開始より、廃棄物削減活動を進めており、同工場で成形している樹脂端材の再利用、納入メーカーからのダンボールのプラスチックバケット化による通箱化、生産活動における徹底したロス削減などを実施することにより、再資源化率が99.9%、最終処分率が0.1%、費用については外部支払い費用の55倍の利益を達成した。

中国で国家を挙げて推進中の第11次五カ年計画(2006年~2010年)においては、工業固形廃棄物の再資源化率を60%以上にすることを国家目標としていますが、両生産拠点では、この目標を大幅にクリアしたことになる。

コニカミノルタでは、2008年度までにアジア全生産拠点でゼロエミッションレベル1を達成するという目標を掲げており、今回、中国の2拠点で達成したが、2007年度は大連をはじめ他のアジア拠点でもゼロエミッションを推進する。

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