LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ダイヤモンド電機/米国子会社生産集約に伴うミシガン工場閉鎖

2007年04月09日/未分類

ダイヤモンド電機(株)の連結子会社である米国ダイヤモンド電機(株)は生産集約に伴いミシガン工場(ミシガン州ダンディー村)の閉鎖を決めた。

米国子会社において、昭和62年開設のミシガン工場では従来方式の大型ワンパッケージタイプの点火コイル、平成9年新設のウエストバージニア工場では主に新鋭製品である気筒別点火方式の小型コイルを主力製品としていた。

しかし、排ガス規制対応・燃費改善等には気筒別の点火制御が必要であることから、需要は気筒別点火方式のコイルに急速にシフトしてきており、ウエストバージニア工場の生産量が急拡大する一方で、ミシガン工場では生産量が年々減少している。

このため、米国子会社は現状および需要予測を踏まえて事業再構築を実施することを決定し、この一環としてミシガン工場における生産中止を決めた。

ミシガン工場における生産活動は平成19年10月をもって終了し、閉鎖に伴い、ミシガン工場生産機種は現在2機種しかなく、一部日本でも生産供給している事から、現コイル搭載車両モデル生産終了まで日本での生産を予定している。

今回のミシガン工場閉鎖に伴い、平成20年3月期に総額約360万ドルの特別損失発生を見込んでいる。

当該工場の概要
所在地:米国ミシガン州ダンディー村リサーチパークウェー110
生産能力:自動車用大型点火コイル年間130万個(3交代生産)
従業員数:95名(本社部門27名、製造部門68名)

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース