プロロジスは4月9日、マルチテナント型(複数企業向け)物流施設「プロロジスパーク鳥栖Ⅰ(ワン)」の建設に着工した。プロロジスとしては九州で初めて手がける物流施設開発で、2008年2月に竣工する。
施設の1階に企業1社の入居が内定しており、同社では利用企業の募集を進め、既存倉庫・物流センターの集約・統合ニーズにも対応する。
また、九州ではプロロジスパーク鳥栖1のほか、隣接地にプロロジスパーク鳥栖2、福岡県北九州市にビルド・トゥ・スーツ型(特定企業向け)のプロロジスパーク新門司(2007年上半期着工)の開発計画を進めている。
さらに、福岡県糟屋郡の「登り尾工業団地」内に用地を取得し、新たな物流施設 「プロロジスパーク久山」の開発計画にも着手した。
プロロジスパーク鳥栖1は、敷地面積約5万2000㎡、延床面積約7万2893㎡、3階建ての複数企業向け流通型物流センター。主な特徴としては、利用企業のニーズに応じ、1フロア最大2万6450㎡から最小で6611㎡の倉庫スペースを提供できる。
倉庫スペース内は、6.3mの梁下有効階高を確保するため、ラックの4段積みが可能で、合計88台分設置するトラックバースは、その1スパンに4トン車を3台接車できる。
2階トラックバースには、奥行き15mの大庇を設置することで、倉庫スペースと車路の間の空間を有効的に利用することができる。
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プロロジス
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プロロジスパーク鳥栖1の完成予想図