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ジュピターショップチャンネル/物流センター本稼働

2007年04月13日/物流施設

日本最大、365日24時間生放送のショッピング専門チャンネル「ショップチャンネル」(ジュピターショップチャンネル(株))は、昨年8月に浦安市から習志野市に移転した物流センターの新システムを4月10日より本格稼働した。センターは、365日24時間生放送のショッピング専門チャンネルの物流サービスを支える。

物流センターは、顧客一人ひとりに安心してもらえる物流サービスを提供することを基本として「柔軟性と効率性の両立を図るHybrid Logistics戦略」に基づいて構築している。

現在、ショップチャンネルは、全国のケーブルテレビやCS放送で24時間生放送を実施しており、視聴可能世帯は約2261万世帯(2006年12月末現在)となっている。4月1日からはCS110でハイビジョン放送も開始している。

HyBRID LOGISTICS戦略は、「センターマネジメント」と「WMS業務」を自社運営とし、「実務作業運営」はパートナーの物流企業に業務委託することにより、柔軟性とコスト効率を追求している。

KPI指標によるセンターマネジメントを自ら実施し、戦略的パートナーである住商グローバル・ロジスティクス(株)(以下:SGL)によるオペレーションとの「Plan Do Check Action」の効果的サイクルにより、柔軟性とコスト効率を追求する。

設備では、ハイテクカートや自動倉庫など、高度なシステムで集中的に高い生産性を発揮する物流設備は自社投資とし、業態に適した設備設計を実現するとともに、汎用的な設備と建物はSGLの供給体制で備え、固定費を抑え将来の変化対応力を確保している。

また、多様化し続けるショップビジネス及びその成長に対し、オートメーションとマニュアルを組み合わせて、常に変化する商品構成への対応力とピーク時の柔軟性を確保している。

さらに、顧客の地理的分布の変化に対し、サービス対応の機動力や配送効率の最適化、ならびに災害リスクの分散の観点から、将来の複数拠点への移行も可能とし、海外調達におけるサプライチェーンマネジメントにも着手しており、SGLのネットワークを利用した上海検品センターとの内外連動トライアルも既に開始している。

物流センター概要
所在地:千葉県習志野市茜浜3-6-2
稼働開始日:2007年4月10日
延床面積:56,000㎡
構造:地上6階建て
有効天井高:倉庫6.35m事務所2.6m
主要設備:
保管:自動倉庫
出荷:ハイテクカート、スピードライン、コンベヤー、ソーター

物流センター能力
保管能力:最大保管数量500万個
出荷能力:15万個/日

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