住友ゴム工業（株）の物流子会社・SRIロジスティクス（株）は、全国に分散している物流拠点を集約・統合する。現在の20か所を早ければ2009年までに10拠点に再編成し、効率的な物流ネットワークを構築する。
再編作業は地方ごとに1、2拠点体制を構築することにしており、これまでに九州地区の拠点を福岡県糟屋郡の倉庫に集約。
次いで中国地区の拠点として、4月19日にはプロロジスがSRIロジスティクス専用の物流施設の建設に着工した。この施設は岡山県都窪郡早島町に開設するもので、竣工は12月中旬。
プロロジスは集約・統合を進めているSRIロジスティクスへ向けて、独自の物流不動産ソリューションを提案、同社のニーズに応え、最新の専用物流施設として長期間、賃貸提供。今後「同施設の管理・運営通じてSRIロジスティクスの基幹事業の強化をはじめとする事業をサポートし、更なる物流施設ニーズに応えていく」としている。
SRIロジスティクスは同施設を、中国地区をカバーするダンロップ、ファルケンブランドのタイヤ関連製品用流通センターとして利用する。
