ワールド・ロジ（株）は、平成19年6月期中間期において、投資有価証券投資契約変更に伴う手数料の一括償却費、子会社株式評価損、子会社への貸付金の貸倒引当金を特別損失として計上した。
同社は、太陽ASG監査法人の辞任とアスカ監査法人の一時会計監査人選任に伴い、平成19年6月期中間決算監査を再度行い、各種取引、債権債務、連結対象会社の状況等を精査した結果、投資有価証券に関する支払手数料一括償却の発生（36百万円）と投資有価証券（上場株式投資ファンド）の投資契約変更に伴い契約期間に対応した支払手数料の償却を保守的に一括で行ったことで、損失が発生した。
また、連結子会社（株）あにまーとは、平成18年1月より介護つき有料老人ホームを開業したが、創業赤字により債務超過状態となっていたが、入居率も除々に向上しており、ほぼ収益均衡の状態にある為、本決算期までの経営状況を見極めた上で、子会社株式の再評価を行う予定ではありましたが、一時監査人の指導もあり、保守的に、有株式の評価損（50百万円）と貸付金の貸倒引当金（27百万円）の損失を計上した。
