日立物流(株)は、グローバルシステム物流事業の拡大を図り、2010年に売上高5000億円、営業利益250億円規模の達成を目指す。また、2006年度末時点で230万㎡の物流センター面積を、2007年度中に国内外合わせて35万㎡拡大し、265万㎡にする計画。
2007年度中に増加する物流センター面積のうち、国内では(株)資生堂から譲り受けた日立物流コラボネクスト(株)(旧資生堂物流サービス)の物流拠点16万㎡が、日立物流グループとして4月から稼働しており、このほかに2、3拠点を新規開設する。海外でも新たに4、5拠点開設する。
また、2007年度中に着工する拠点として、中部地区に5~6万㎡規模の物流センターを計画しており、2008年度に稼働する。
日立物流では、拠点拡大のペースを維持しつつ、国内外でのシステム物流事業拡大を図るとともに、既存の受託案件についても受託範囲を拡大して収益性を高める。