湖南省初の医薬専門物流公共保税倉庫の運用が長沙で5月16日にスタートした。
中・南部地域全体はこれにより、薬品の輸出入を沿岸港湾に依存していた歴史にピリオドを打ち、医薬関連多国籍企業のグローバル仕入・配送業務に共通のプラットフォームを提供することになった。
全州医薬物流公共保税倉庫は2006年2月、長沙税関の認可を受け設立された。湖南を中心として、医薬品、試薬、医薬品用原料、補助材料、医薬品用中間体、医療器械、健康食品(飲料)などの保税倉庫業務と物流配送業務を取扱う。
スタート初日、全州医薬食品物流港もオープン。中・南部地域の要となるこの医薬食品物流センターの投資総額は4億8000万元、倉庫容量は60万標準箱、1日あたりの取扱量と注文処理数はそれぞれ6万箱、2000件にのぼる。（新華社／日中経済通信）
