東洋インキ製造(株)は、平成19年3月期決算短信の経営成績で、高分子関連材料や化成品事業では、高付加価値製品の開発、拡販を進め、化成品事業では、顔料の品種統合を行うとともに、一部製品群の海外への生産移管を行うなど、グローバルな観点での生産効率化を推進した。
さらに全ての事業において、時間軸に着目した生産効率の向上による固定費の削減、SCMの効率化による物流費の削減を進めたとしている。
次期の見通しでは、高分子関連材料事業において、グローバルSCMの最適化と生産システムの合理化によるコストダウンを推進し、引き続く原料価格の高騰による影響を極力回避する。