(株)フレームワークスは5月23日、主力の物流管理センターシステムで新製品「Logistics Station iWMS G5」を開発したと発表した。
「G5」はこれまでの導入実績や運用ノウハウ、安定稼動のシステムデータ構造などを使い、市場ニーズに合わせて標準機能を整理したもので、汎用性の高い開発言語を採用することにより、導入時の負担軽減・低コスト・短納期を目指した。
従来のWMSではオプションとして提供していた梱包出荷機能、ピッキング作業処理、流通加工処理の管理機能を標準装備し、物流現場での使用が一般化している無線ハンディターミナルへの対応も標準装備。
帳票出力に必要となる帳票アプリケーション、データベース管理システム、無線ハンディターミナルの通信プログラムなど、個別の購入設定が必要だったミドルウェアプログラムをパッケージに同梱し、実導入を容易にした。
大規模なシステム展開に必要となる大量帳票印刷のスプール機能、無線ハンディターミナルの多数活用時に必要となるロードバランサーなど拡張性への対応も行った。
対象顧客は「大規模なロジスティクス・ソリューションを必要とする国内企業、サプライチェーン全体の物量が経営に影響を及ぼす製造業、3PL型物流事業者、製造業系物流子会社」としている。