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ニチロ/冷凍麺、冷凍米飯の生産拠点集約、大江工場増設

2007年05月24日/物流施設

(株)ニチロは、大江工場(山形県西村山郡大江町)を増設し、稼動した。

冷凍麺類の生産能力を増強と久里浜工場(神奈川県横須賀市)より大江工場へ冷凍米飯類の生産を移管することにより、冷凍麺、冷凍米飯等主食冷凍食品の生産拠点を集約し、冷凍食品事業の収益基盤の強化拡充を図った。

大江工場は、1961年に山形のさくらんぼや桃の缶詰を作る工場として製造開始し、1997年に新機軸の冷凍麺を製造する工場に生まれ変わった。

その後隣接地を所得し、今回敷地面積が1.9倍、延床面積が2.9倍の大幅な増設を行い、売上高は現在の約31億円から2008年までに71億円を目指す。

増設工場は、米飯製品の冷蔵庫を麺製品冷蔵庫に隣接して配置、同一トラックヤードより出荷できるレイアウトを採用し、トレーサビリティ機能を含む、製造実行システムを冷凍米飯ラインへ導入。順次、冷凍麺類へ展開予定しており、本システムは原材料受入時より、最終製品外箱まで、2次元バーコードラベルにて管理し、迅速にトラッキング・トレースを行う事を目指している。

(株)ニチロ大江工場概要
名称:(株)ニチロ大江工場
住所:〒990-1122山形県西村山郡大江町大字小見字左南38番地
TEL0237-62-3111

増設後の大江工場規模
従業員数:280名(増設前、180名)
敷地面積:38,526.72㎡=約11,700坪(増設前、約6,800坪)
建物:鉄骨造2階建て(一部地下1階)延床面積18,577.87㎡=約5,600坪(増設前、約2,000坪)
生産高約71億円(平成20年)
総投資額:約47億円

生産能力
冷凍麺類約12,800トン/年(約1,171,000ケース/年)(建設前、約11,400トン/年)
(2)冷凍米飯類約11,800トン/年(約1,092,000ケース/年)
工場計約24,600トン/年(約2,263,000ケース/年)

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