昭和電工(株)は、2006年8月に設立した全額出資子会社「韓国昭和化学品(株)」を通じ、韓国京畿道安城(アンソン)市にある特殊材料ガス貯蔵所(安城ガスセンター)を完工させた。
韓国の半導体・液晶パネルメーカーの生産規模はここ数年で急拡大し、エッチングガス、クリーニングガス、成膜ガスなど特殊材料ガスの需要も拡大。
昭和電工は、これまで韓国向け特殊材料ガスを川崎製造所から配送していたが、韓国内にガスセンターを設置することで、「信頼性の高い配送体制」を整備した。
今後は「韓国の顧客へ、タイムリーに配送していく」としている。