日本製粉(株)は6月18日、グループの丸大トラック(株)がグリーン経営認証を取得したと発表した。日本製粉グループとしては3番目の事例。
丸大トラックでは2006年12月に取り組みを開始。実際に乗務する従業員の意識を高めること、いかに継続するかが課題だったが、燃費やCO2排出量を掲示することで競争意識が生まれ、燃費は前年比で13%向上したという。
グリーン経営は、交通エコロジー・モビリティ財団が輸送事業で一定レベル以上の取り組みを行っている事業者に認証を与える制度。
中小規模の事業者でも比較的軽い負担で自社の経営規模に合わせた目標設定と評価ができ、自主的で継続的な環境保全活動を行うことができる。
日本製粉グループでは、アイドリングストップ、エコドライブ、ドライバーのサービスマナー向上など、「企業の社会的責任としての環境配慮型の物流品質と顧客満足向上に努めていく」としている。