ビズネット(株)は、東京都江東区の新砂町に東日本地区の物流拠点となる「ビズネット東京物流センター」を新設、7月中旬から本格稼働を開始する。
同センターは、東日本地区の物流量拡大への対応と物流サービス拡張を図るため、安心・安全・スピードをコンセプトに、現在の江東区辰巳から移転。
倉庫スペースを約25%広げ、従来の3フロア構造を1フロアに集約し、ベルトコンベヤなど設備の効率的配置、納品案内書の折りたたみコンテナへの自動投入、デジタルピッキング対象アイテムの拡充など工程の見直しを図り、出荷スピードをトータルで約20%アップ。
デジタルのウエイトチェッカーや二重検品などにより、出荷精度を高め、誤出荷を防止する。
また、適正人員配置で作業効率を高め、稼働時間はそのままで最大出荷量の倍増に対応するという。
同センターでは、企業の社内物品を預かり、ビズネット商品と一緒に届ける「ついで便サービス」を開始。企業独自のユニフォームや販促品などを管理するストックスペースを拡大し、顧客開拓、サービス向上を図る。
■施設概要
名称:ビズネット東京物流センター
所在地:東京都江東区新砂町3-4-15
稼働開始日:7月中旬
面積:倉庫部分1万1609㎡、事務所部分653平米
取扱商品数:約1万5000アイテム
投資金額:約10億円(リース契約含む)