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日本ロジテム/ラオスに物流事業進出、インドシナ半島で積極拡大

2007年06月19日/物流施設

日本ロジテム(株)は、Global Logistics Co.,LTD.(ラオス人民民主共和国法人)の第三者割当増資引受により、子会社化とする合弁契約を締結し10月1日、新会社「LOGITEM LAOS GLKP CO.,LTD.」として事業開始する。

同社は、かねてよりアジアンハイウェイ東西回廊について「タイ~ラオス~ベトナム間」の機動的な陸上輸送サービスの展開を図る手段として、営業戦略上、重要な位置づけとして認識しており、タイ・ベトナム間の陸上輸送の拠点となるラオスのGlobal Logistics Co.,LTD.の行う第三者割当増資を引き受け、子会社化することとした。

これにより、アジアンハイウェイ東西回廊を利用した、国際貨物陸上輸送事業をグループ内で運営する体制を構築した。

さらに、Global Logistics Co.,LTD.子会社化のシナジー効果として、子会社のロジテムタイランド「LOGITEM(THAILAND)CO.,LTD.」およびロジテムベトナム№2「LOGITEM VIETNAM CORP.NO.2」の業容の拡大が期待できるものと考えている。

なお、日本ロジテムのインドシナ半島における事業構想は、ロジテムベトナム№2、ロジテムタイランドの新規得意先、既存得意先に対する営業拡大を目指し、ロジテムベトナム№2ダナン支店を経由したベトナム国内輸送インフラを活用した安全で確実な国際陸上輸送を実現し、ラオス進出企業に対する物流業務の提供を実施する予定。

さらに、東西回廊の中間点に位置するラオス・サバナケットにおいて保税倉庫を利用した輸出入貨物取扱業務や、他の物流企業も利用可能となるトラックターミナル(集荷と配送を行う地域に設置する輸送拠点)を運営する予定。

新会社の概要
商号:LOGITEM LAOS GLKP CO.,LTD.
代表者:代表取締役社長 杉山 恵一
本店所在地:ラオス人民民主共和国サバナケット県セノ特別経済区Bゾーン
敷地面積30,000㎡
倉庫面積:保税倉庫2棟 2,700㎡
営業開始日:平成19年10月1日
主な事業内容:国際貨物輸送事業、保税倉庫業、フォワーダー業、トラックターミナル事業、上記に関連する全ての事業
事業年度の末日:12月31日
主な事業所:連絡事務所としてラオス人民民主共和国、首都ビエンチャンに開設予定
資本金の額US$700,000(授権資本金US$3,000,000)
所有の割合:日本ロジテム(株)55%、Toulaxay Volachit 25%、K.P.Company Limited. 20%

問合せ先
日本ロジテム(株)
国際部長 飯島 隆
TEL:03-3433-6711

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