遼寧省遼中経済開発区は名称を変更し、正式に「瀋陽近海経済区」となった。これは瀋陽が港都市となることを意味する。
6月20日に開かれた「瀋陽近海経済区産業定位および発展計画論証会」で、瀋陽市委員会書記の陳政高氏は「瀋陽はこれまで長い間蓄積してきた大きなエネルギーを発揮する出口を必要としてきた。瀋陽近海経済区は前に対外開放港、後ろに古くから続く工業団地を擁し、絶好のポイントに位置する」と述べた。
瀋陽近海済区は瀋陽市内から45キロメートル、営口港から70キロメートルで、ちょうど遼寧省中部都市群の核心地帯に位置し、瀋西工業回廊と沿海都市を結ぶ動脈となっている。同経済区の総面積は668平方キロメートル、5年以内に同区内の人口は現在の28万人から50万人に増加し、800社の一定規模以上の企業が1000億元を生産すると見込まれている。(日中経済通信)