中国南方航空股フェン有限公司(南方航空)はエールフランスKLMグループと2日、枠組み協議に調印、協議に基き、貨物輸送の合弁会社が今年末にも成立する見通しとなった。
南方航空の関係責任者が3日に明らかにしたところによると、同社の劉紹勇董事長とエールフランスKLMのLeo Van Wijk副CEOが協議に調印し、両社は現在貨物輸送の合弁会社設立について具体的な協議と研究を進めており、今年末にも準備作業が完成する見込みだという。
劉董事長は「貨物輸送の合弁会社設立により、南方空港は自社の豊富な航路ネットワークを十分に活用することができる。今回の協力提携は両社にとって戦略的目標と共同利益に有利なものである」と述べた。また、エールフランスKLMのVan Wijk副CEOは「今回の提携は南方航空とエールフランスKLMの貨物輸送業務に有利であるだけでなく、消費者にも長期的な利益をもたらすだろう」と述べた。
民間航空業界の専門家は、南方航空とエールフランスKLMが貨物輸送合弁会社を設立することで、国際貨物のネットワーク輸送能力が増強され、貨物輸送依頼主と顧客はより利用しやすくなり、中国と欧米間の航空物流の発展を推進すると分析する。中国の衣類や電子製品などの貨物は欧米の各市場へ向けたスピード輸送がより便利になり、欧米からの機械設備やハイテクパーツ品の輸入にもより多くのルートを提供することになるとみている。(新華社/日中経済通信)
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南方航空とエールフランスKLM、貨物輸送の合弁会社設立予定
2008年06月06日/国際
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