米フェデラルエクスプレスの新砂営業所が7月2日、本格的な稼働を開始した。同施設は2006年12月4日に開設していたが、設備面の整備が整ったとして、本稼働に入ったもの。
新砂営業所はフェデックスのアジア太平洋地域で最大規模の物流施設で、400人以上の従業員が勤務する。
仕分け施設の貨物処理能力は1時間に約6000個で、本格稼動に伴い、首都圏に分散した機能を統合、移管する。
また、輸出入の通関機能を持ち、これまで同社が成田空港の自社上屋施設内で行っていた東日本地域向け輸入貨物の通関作業を、空港外の同施設内で実施することが可能となる。
空港での仕分けや通関プロセスの軽減など、顧客により迅速なサービスを実現するとしている。