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三井物産など/物流作業支援にロボット、デモラインを導入

2007年07月09日/未分類

三井物産(株)と(株)安川電機は7月6日、小型仕分装置を手掛けるホクショー(株)の協力を得て、メール便、アパレルなど小荷物の仕分け作業(バラ物仕分け作業)のロボット導入デモラインをホクショー白山工場内の展示場に常設展示すると発表した。

三井物産と安川電機は、非製造用業務支援ロボット市場の創出・開拓を目的に提携し、40数社にヒアリング調査を実施。

その結果、特に物流分野で労働環境の改善による作業者負担の軽減と物流量の大きな変動に対応した作業人員の素早い確保が課題となっていることが判ったという。

3社は、環境を変えることなく人が担っている作業を代替するロボットの導入を目指し、安川電機製7軸双腕ロボット「DIA10」でホクショー製のバラ物自動仕分けシステム「PAS(Piece Assorting System)」にバラ物投入作業を行うデモラインを開発、「熟練作業員に遜色無い作業効率を実現できた」としている。

ロボットは可動式で、「いつでも作業員との代替が可能」。

安川電機は、ロボットの機能強化、作業可能領域の拡大を目指し、ホクショーは、ロボットとの親和性を高めた物流システムの構築を進め、三井物産は、レンタル・リースの仕組みに操作支援、保守点検サービスを加えた導入支援プログラムを構築。

3社共同で物流分野へのボット導入を進める。安川電機と三井物産は、「人手による作業時の周辺環境を維持した上で、人と共存してロボットが作業を担うことを志向し、汎用的なロボットの様々な分野への導入を進めていく」としている。

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