ビズネット(株)は、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを柱としたビジネスモデルへの転換を図るため、物流を核に顧客の総務業務効率化をサポートする最適システムの構築を急ぐ。
物流面では、7月に東京センターを新設移転するほか、近く大阪センター機能の強化を行い、受注、物流配送能力、顧客サービスの向上を図るとともに、新在庫管理システムを導入。サプライヤーとの連携を強化し、物流コストを削減、環境に配慮した物流システムの改善に取り組む。
ユーザーニーズに対応したサービスを展開していくため、業務提携を含めたBPOサービスのネットワークを拡充する。
営業面では、チャネル特性別にマーケティング戦略に取組み、きめ細かな営業支援ツールを用意し、ディーラー営業のサポートを強化。
IT・商品開発・物流・購買などのチームが連携し、ソリューション提案力を向上させる。大阪・名古屋・大宮・仙台の営業拠点を整備し、各地区のディーラーとの連携を強め、大手企業の地方拠点・公的セクターへのサービス充実を図る。
マーケティング面では環境購買に対応したプライベートブランド商品「ECOBIZ(エコビズ)」の品揃え強化に努めるとともに、環境購買専用カタログを発刊するなど、企業ニーズに対応したマーケティングに取り組む。
また、5月に新設した購買部を活用し、サプライヤーとのコミュニケーションを高めるとともに営業施策と連動した購買を実現させる。
システム面ではBPOアプリケーションサービスの開発に注力し、内部統制の完成度を高め、品質の向上と安定したBPOサービスの提供に向け、次期システムを開発する。