丸八倉庫(株)が7月12日に発表した平成19年5月期連結中間決算によると、売上高38億5500万円(前年同期比58.2%増)、営業利益5億600万円(65.3%増)、経常利益4億7700万円(62.2%増)、中間純利益2億8500万円(94.1%増)となった。不動産部門が好調だった。
物流事業では、物流量の増加はみられるものの外資の進出などで新設倉庫が増加し、保管料など価格面が低迷。一部荷主の在庫減、仙台地区の不振などで保管料、荷役料が減少。利益面は経費削減が効果を発揮し、増益となった。
今後も物流事業では既存倉庫で厳しい状況が続くものの、草加倉庫が8月から本格稼動することで、売上は前年下期に比べ増収を見込んでいる。