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JR貨物/輸送品質改善アクションプラン策定

2007年07月13日/IT・機器

日本貨物鉄道(株)は、輸送品質改善アクションプランを策定した。

「JR貨物による輸送品質改善アクションプラン」を策定し、利用運送事業者との連携を強化しながら、「顧客のニーズを反映するための取り組み」、「輸送枠を取得しやすくする仕組み作り」及び「安全・安定輸送の実現」等の分野における諸課題を速やかに解決し、より一層、顧客のニーズにマッチした輸送品質の改善を目指す。

具体的な主な取り組みでは、顧客対応体制の強化として、対応窓口の明確化、ニーズの集約と課題解決、課題解決過程と結果の、「ソリューションチーム」による課題解決を図る。

一方で、鉄道輸送の効率性向上及びモーダルシフトを推進する観点から、大型トラックからのシフトが容易で、荷役の効率性に優れた31ftコンテナ等の輸送を拡大するため、駅の改良とトップリフターの導入(現行53駅→目標70駅)、ハブ機能を持つ主要駅での中継作業等の体制整備を進めるとともに、輸送可能ルート・輸送日数をパンフレットでわかりやすく案内する。

また、温度管理コンテナ、「帰り荷情報登録システム(仮称)」の構築し、円滑なコンテナ供給のため、コンテナリース会社との連携体制を強化する。

なお、拠点駅を結ぶ幹線列車は、トラック輸送と概ね同等のリードタイムを提供しているが、フィーダー区間の駅を発着の接続を改善することにより、翌日配送圏のエリアの拡大を進める。

さらに、弾力的な輸送システム・予約システムとして、土休日列車の輸送力を有効活用するため、「IT-FRENS&TRACE」システムの自動枠調整機能の十分な活用を図り、顧客からの情報提供に基づいた正確な着駅での持ち出し予定日時の入力を徹底する。

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