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青島税関/航空運輸で新通関方式スタート

2007年08月01日/国際

青島空港を正面玄関とし、内陸部税関をサブ地点として、航空運輸での全く新しい通関方式「多点報関、口岸験放(複数場所での通関、口岸での検査・受け渡し)」がこのほど正式にスタートした。

青島税関がこれまで推進してきた「多点報関、口岸験放」通関改革は、技術、設備、マンパワーなどの諸条件による制約により、海運による輸出入貨物に限定され、港湾税関と内陸部税関との間だけで普及してきた。海運貨物に比べ、空輸貨物の商品価格は一般的に高く、納期はタイトで、時間的条件はいっそう厳しい。

青島税関は今年初め、情報産業の発展が目覚しく、電子製品の輸出量がかなり多い潍坊市を空輸貨物による初の「多点報関、口岸験放」モデル地点に指定した。

空輸輸出貨物の事前申告および貨物到着後の検査・受け渡しを税関が認可すれば、企業は外に出向くことなく通関申告を行い、多くの時間や倉庫貯蔵コストを節約することが可能となる。それによって物流スピードがいっそう速まり、到着時のリアルタイム通関が本当の意味で実現、企業にスピーディで簡便な空輸ルートが開かれる。(新華社/日中経済通信)

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