三菱化学(株)の100%子会社である三菱ケミカルパフォーマンスポリマーズ社(米国サウスカロライナ州、以下:MCPP)は、機能性樹脂コンパウンド設備の第2系列(能力:4,600トン/年)を2007年6月に完工し、7月から生産を開始した。
MCPPは、既存の第1系列に加え、今回第2系列での生産を開始したことにより、生産能力は9,200トン/年となり、北米市場にてTPOを製造する日系メーカーとしては、最大の生産能力となる。
欧州においても、100%子会社である三菱化学ヨーロッパ社(ドイツ・デュッセルドルフ市)が、TPO生産を2008年7月から委託生産(工場:フランス)にて開始することを予定し、2009年にはTPSの委託生産も同様に開始する。