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田淵電機/SCM管理機能装備のERP導入

2007年08月10日/SCM・経営

製造業向けエンタープライズ・ソフトウェアとサービスを提供するキュー・エー・ディー・ジャ
パン・インク(以下:QADジャパン)は、変成器・電源機器・インバータの製造・販売メーカー最大手の田淵電機(株)が、国内外グループ5社7ヶ所の全拠点でのシステムを統一化するため、設計・生産・物流・販売などSCM全体の管理機能を備えたQADの製造業向け最新版ERP(企業資源計画)パッケージスイート(以下:QAD2007)を採用・導入開始することを発表した。

拠点は、タイ国田淵電機、田淵電子工業、田淵電機(本社、東京支店、香港支店)、香港田淵電機(香港本社、東莞工場)、上海田淵変圧器で、田淵電機グループは「QAD2007」の導入により、国内・海外拠点での生産・販売・物流管理などのデータをグループ全社規模で一元化させ、全拠点での情報の可視化を図り、グローバルな顧客の需要対応するために全体最適化を行う。

今後、変成器・電源機器・インバータなどの国内での設計と海外での生産の拡大に加え、国内外からの多種多様な機器の需要増加で複雑化する取引などの環境変化や業務処理に迅速に対応でき製品の受注から納品までの期間を短縮化を可能とするグローバルなマネジメント・システムを構築する。

田淵電機では、近年、デジタルAV機器、情報通信機器、モバイル機器、調理・空調機器、アミューズメント機器、さらには環境システム機器などについて、国内外の顧客からの需要が急増し、各拠点で独自に構築された不揃いなシステムでは、最終的にスタッフが拠点毎の物流データや財務関連データを手作業で再入力処理しなければならないなど、非効率な面があった。

拡大する業務範囲、増大してゆく需要に迅速に対応することが重要な課題だったが、田淵電機では、グローバル各拠点で、業務処理の迅速化・効率化・統一化を踏まえた、グローバル・システムの構築を目指し、2006年にシステム導入のプロジェクトを開始していた。

2008年4月までに、田淵電機と香港田淵電機有限公司で、2008年度中に上海田淵変圧器有限公司で本稼動させる予定。

問い合わせ
キュー・エー・ディー・ジャパン・インク
http://www7.qad.com/jp/index.html
電話:03-5733-8011

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