(株)西友の平成19年12月期中間決算は、連結売上高は4,615億63百万円(前年同期比98.6%)、営業損失22億47百万円(前中間連結会計期間は営業損失13億57百万円)、経常損失54億80百万円(同経常損失42億82百万円)、中間純損失は69億15百万円(同中間純損失540億29百万円)となった。
衣料品・耐久消費財など季節性の高い商品と専門店の売上高の伸び悩んだものの、食品や消耗品などが比較的堅調で客数は増加した。
また、品質の良い商品を常にお買い得な価格で提供する取り組みを始めたHBA・ペット用品・ベビー用品などは継続して高い売上の伸びを示している。
上期は41店舗の既存店を改装し、生鮮食品・惣菜・ベーカリーなどの品揃えを充実し、大型店では衣料品のプライベートブランドであるジョージのコーナー展開。24時間営業店舗も前期末から21店舗増加して6月末で283店舗となり、利便性の向上を進めた。
また、全店への導入を進めているウォルマートシステムは上期に新たに69店舗に導入が終了し、今年度中には西友グループ全店のシステムが統一される見込み。
なお、通期の見通しは、売上高9,630億円、営業利益46億円、経常損失24億円、当期純損失59億円。