西濃運輸（株）が3月から工事を進めていた市川物流センター（千葉県市川市）が完成、営業を開始した。
同センターは同社として18か所目の物流センターで、最大規模。成田国際空港・羽田国際空港・東京大井港へのアクセスが良い東関東
自動車道沿いにあり、東京圏市場へ簡単に到達できる好立地で、銀座まで30分で到着する。
TAPAに準じた保管設備で、保安・監視体制も完備しており、ハイテク商品などの高付加価値商品のロジスティクス事業に適している。
隣接する市川支店から、毎日全国に向けて路線便が運行しているため、出荷の利便性が高い。
西濃シェンカー社と営業・業務などコラボレーションすることで、今後外資系企業のロジスティクス事業への取り組み拡大も目指すとしている。
新センターは4層式の物流センターで、3階部分は事務所のみとなっている。延床面積1万6980㎡のうち、倉庫部分が1万5157㎡を占める。設備としては、エレベーター2基、オムニリフター2基、監視カメラ59台などを備えている。
