三菱化学物流(株)は、全額出資子会社の菱化マリン(株)の全事業を三菱化学物流に統合し、菱化マリンが行っていた船舶燃料油類販売、海運仲立業を一事業部門として展開していく。10月1日付で燃料・仲立サービス事業部を設置し、移管した菱化マリンの業務を開始する。
菱化マリンは、設立以来船舶燃料油類の販売や海運仲立業を中核とした事業展開を進めていたが、燃料油類の主要な販売先である内航海運業界の成熟化が進展。
菱化マリンを取り巻く事業環境が厳し苦なる見通しであることから、事業体質を強化し、収益力を高めていくためには、三菱化学物流と一体となった事業体制を構築し、業務効率の一段の向上を追求して行くことが不可欠と判断したもの。