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国土交通省/大型トラックのスピードリミッター高評価

2007年08月22日/調査・統計

国土交通省は、高速道路における大型トラックスピードリミッターの効果・影響評価を行い、交通事故及び二酸化炭素の排出量について一定の低減効果があると評価した。

大型トラックの交通事故への影響変化を見ると、高速道路での事故発生件数は全体的に減少傾向にあり、平成17年の大型トラックの死亡事故件数は、平成9年から平成14年の平均件数より約40%低減している。

さらに、スピードリミッターを装着して走行速度が低下することにより、燃費向上の効果があることが認められ、今後大型トラック全車にスピードリミッターが装着された場合には、高速道路を走行する全体の自動車から年間55.5~118.5万トンのCO2排出量が削減されると推計した。

スピードリミッターの装着台数は、平成19年6月末時点で大型トラック約78万台中、約52万台(約67%)に装着しており、年式が古いためスピードリミッターの装着が困難であるため規制の対象外となっている大型トラックについても、新型車(スピードリミッター装着車)への代替により減少していく。

スピードリミッター効果・影響評価のための調査報告の要旨は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/090821/01.pdf

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