センコー（株）は、2008年3月をめどに神奈川県厚木市に「厚木ロジスティクスセンター（仮称）」を開設する。土地、施設は賃借で、首都圏南西部の「ゲートロジスティクスセンター」に位置づけ、神奈川県内、多摩、埼玉、静岡、山梨方面への配送拠点として、活用を提案していく。
同社の物流施設は、一般顧客を対象とした営業倉庫「PDセンター」と、特定顧客向けの「ロジスティクスセンター」に分類されており、厚木の新施設は延床面積の半分が特定荷主向けとして利用が決まっているという。
新施設は敷地面積2万2724㎡、延床面積4万3454㎡で、鉄筋コンクリート造（一部鉄骨造）5階建て、所在地（厚木市酒井1902）は東名高速道路厚木インターチェンジから1.2kmに位置する。
倉庫部分は各フロアの有効階高が5m、オムニリフター2基、荷物用エレベーター2基を備える。倉庫棟の1階両サイド、3階部分に100mの高床ホームを設置し、駐車スペースに庇を設けて雨天時の荷捌きにも配慮。
また、3階に直接乗り入れできるランプウェイを備えるなど入出荷速度、多様な製品の取扱を重視したセンター設計を行った、としている。
