国家発展改革委員会は8月30日、「糧食現代物流発展計画」を発布した。同計画は、省を跨いだ6つの食糧物流ルートの建設により、食糧物流の一極集中を廃し、貯蔵や運送、包装、卸売をそれぞれ各地に分散させることを目指す。建設される６大食料物流ルートは、それぞれ東北流出ルート、黄淮海流出ルート、長江中下流流出ルート、華東沿海流入ルート、華南沿海流入ルート、京津流入ルート。
同計画の計画期間は2006年から2015年までで、06年から10年までの第１段階および11年から15年までの第2段階に分けて実施される。計画によると、6大ルートの10年および15年における食糧物流量は、それぞれ東北ルートが4600万トンおよび4900万トン、黄淮海ルートが2400万トンおよび2800万トン、長江中下流ルートが2100万トンおよび2500万トン、華東ルートが5300万トンおよび6000万トン、華南通路が3800万トンおよび4440万トン、京津ルートが1370万トンおよび1700万トンとなる予定。（日中経済通信）
