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世界最大港湾会社、12億ドル出資5万トン級埠頭建設 温州市

2007年12月17日/国際

世界最大の港湾会社・アラブ首長国連邦(UAE)の国営港湾会社ドバイ・ポーツ・ワールド(DPW)と温州市政府はこのほど、協力協議締結に関する意向書を取り交わした。DPWは12億ドルを出資して楽清湾港区第一期建設地に2つの5万トン級多目的埠頭を建設する。

楽清湾港区は1000数キロメートルにおよぶ寧波から福州までの海岸線の中間部に位置する。第一期計画面積は60.8平方キロメートル、18の5万トン級以上停泊ブースを含む43の停泊ブースを建設、計画貨物取扱量は8200万トン。港湾集結輸送、臨港工業、現代物流、造船、マリンレジャーが一体となった総合型深水・防風港湾となる予定。港区の開発建設については、検討論証、計画編制、プロジェクト認可申請、開発スタート地域での一部村落対策処理など各業務が次々と完成している。計画によると、第一期南区塗装工事では、2008年春節までに主堤防の接合作業が完了、面積5000ムー(約335へクタール)の陸地部が完成する。

双方は来年4月に枠組み合意を締結し、来年末から再来年初めに着工の見通し。双方の協力がスタートした後、DPWは楽清湾に国際航路を運行予定で、温州に初めて遠洋航路が開通することになる。(新華社/日中経済通信)

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