（株）東芝とサンディスクコーポレーションは9月5日、東芝四日市工場（三重県四日市市）で300ミリウェハーに対応したNAND型フラッシュメモリ新製造棟（第四製造棟）が竣工した。
NAND型フラッシュメモリは、携帯電話や音楽プレーヤ、パソコン、メモリカードなどデジタル機器向けに需要拡大を続けており、新棟はこれに対応して昨年8月から東芝が建設を進めていたもの。
新棟では、ことし12月に量産を開始し、2008年後半には月産8万枚まで生産能力を整備する計画で、市場動向に応じた追加投資を実施し、フル生産時にはLSI製造棟単独の生産能力としては世界最大級の月産21万枚程度に達する見込み。
