三菱レイヨン(株)は9月25日、「2007環境・社会報告書」を公表した。物流分野では、2006年度からCO2排出量を改正省エネ法に準拠した算出方法に変更、年1万7000トン(前年度は自社基準で算出し、4万2000トン)となった。
輸送手段は自動車4:船舶5:鉄道1の割合で、船舶の比率が高い。輸出に限ると、事業所から最寄の地方港を利用した船積みを拡大し、船舶比率が7割となっている。
同社では今後、トラックから船舶・鉄道へのモーダルシフトを進めるとともに、主要港から地方港へのシフトにも取り組み、CO2排出量、エネルギー使用量の削減に努める。