(株)フジと(株)レデイ薬局は9月25日、資本・業務提携契約を締結した。年内にフジがレディ薬局の株式を取得(発行済み株式の11.46%)し、物流の相互利用などを検討する。
ドラッグストアの出店競争激化のほか、薬学部6年制移行による一時的な薬剤師不足で、薬剤師確保コストの増加や改正薬事法による「登録販売者」制度の導入で他業種の参入も見込まれ、今後も厳しい状況が続くと判断。中四国エリアを地盤とした、強固な体質・体力をもった企業集団づくりを進めるため、資本・業務提携に踏み切る。
業務提携は、①フジの100%子会社の(株)メディコ・二十一とレデイ薬局の提携②介護事業③会員カードの相互利用④インターネットモール、宅配サービスなどの事業⑤物流の相互利用――などを検討課題に設定した。