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三菱レイヨン/小口混載も鉄道に切り替え

2008年09月18日/CSR

三菱レイヨンは「CSR報告書2008」を発行した。物流分野の環境対策では物流部門における省エネルギ-活動、燃料転換を掲げ、2007年度のCO2排出量は1万5000トン(前年度比11.8%減)となった。

具体策では、富山事業所で、2007年6月から固めて廃棄していた食堂廃油を、隣接のエコタウン産業団地にある富山BDFに供給し、BDF(バイオディーゼル燃料)化した燃料を場内の物流作業用4トントラックでの使用を開始した。

この結果、BDF使用量は年約5,000トン(400トン~500トン/月)となり、今後、他のトラックや場内フォークリフトでの活用も計画している。

さらに、モーダルシフト(トラック輸送から船舶やJR輸送への転換)と主要港から最寄港輸出へのシフト、輸送の大型化、積載効率の向上、最適生産拠点からの輸送、他社との製品融通(スワップ)などさまざまな視点の輸送効率化を取り組んできている。

2007年度の代表的な取り組みでは、輸送会社の協力を得て、大竹事業所から中京・関東・東北方面への輸送を貸切りだけでなく、小口混載も含めてトラックからJRコンテナに切り替え、CO2排出量を142トン削減した。

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