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ビットアイル/第四データセンター用地確保

2007年09月27日/物流施設

(株)ビットアイルは、次期センター向け用地の確保について、第四データセンターの用地を決定し、2008年秋の開設に向けて、その構築準備に入った。

第四データセンターは東京都文京区に位置し、既存の第一から第三データセンターを合わせた規模へと拡張が可能なスペースを持ちながら、都市型データセンターとしての立地条件を備える。

設備面では、ブレードサーバなどの高集積型サーバに要求される電力供給・空調能力に対応するために従来の1.6倍に増強した特別高圧電源設備、非常用電源に接続した大規模災害時に稼働するディザスターリカバリーセンターなどのスペースなど、今後のアウトソーシングニーズの全てに応えられる最新型総合データセンターとなる。

これまでに開設した第一~第三データセンターに関しては、450社を超える企業に利用しており、2008年末までにはセンター稼働率がほぼ100%となる見通しで、今後の拡大に向け、第四データセンターの開設による新たな販売ラックの確保が必要となっていた。

一方、当社のiDCサービスの提供形態は、1~10ラック程度の小規模な案件と、フロア単位での提供などのOEM案件の2通りがあったが、資本・業務提携をした(株)CSKホールディングスとの間では、業務提携の効果・実績が実りつつあり、従来ターゲットとして来なかった大規模案件の紹介が進み始めている。

この他にもこれまでの実績が評価されてきたことにより中堅・大手企業からの中規模・大規模案件の引き合いが増えてきている。

なお、第四データセンターに設置予定の2,600ラックが加わることで、同社の供給可能ラック数は5,500ラックへと大幅に増加する。

第四データセンターの概要
投資金額:第一期工事の投資額は約70億円
場所:東京都文京区
延べ床面積:5,000坪
建物:耐震構造
キャパシティ:最大2,600ラックと非常用電源設備を完備したオフィススペース
特別高圧設備:66kv特別高圧本線、予備線方式
受電能力:24,000kw
UPS設備:ブロックリダンタント方式による冗長構成
非常用発電設備:ガスタービン非常用発電機
空調設備:N+1冗長構成による空冷空調設備

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