ビットアイルは10月22日、東京都文京区に建設を進めていた第4データセンター(第一期工事)が11月5日に竣工すると発表した。サービス開始は2009年1月を予定している。
1ラックあたりの使用可能電力容量が6KVAという、一般的なインターネットデータセンターの約2倍の電力供給能力を提供し、今後拡大していくサーバの消費電力問題に対処するとともに、ラック内に効率的にサーバを収納できるため、顧客企業のコスト削減にも寄与できる。
施設の延べ床面積は約1万6500㎡で、設備投資効率を高めることによるコスト削減を可能にするとともに、顧客企業のインターネットデータセンターの拡張性も満たしている。
また、第4データセンターは堅牢な建物と多階層のセキュリティシステムによって安全性を確保し、信頼性の高い電源設備、回線設備等を備えたている。
第4データセンターの概要
場所:東京都文京区
延床面積:4989.76坪(1万6495㎡)
建物構造:耐震構造
キャパシティ:最大2600ラックと非常用電源設備を完備したオフィススペース
特別高圧設備:66kv特別高圧本線、予備線方式
受電能力:2万5000kw
非常用発電設備:ガスタービン非常用発電機
空調設備:CO2排出量を従来比20%削減