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ヤマト運輸/修理品回収サービスをリニューアル

2007年10月01日/3PL・物流企業

ヤマト運輸(株)は9月28日、修理品を中心とした急ぎの回収を望んでいるエンドユーザーの利便性向上を目的に、10月1日から「宅急便引取サービス」をリニューアルすると発表した。

宅急便引取サービスは2002年2月、メーカーの修理品や通販会社のクーリングオフの引取を対象にスタートしたサービスで、最近では「3R(リコール・リユース・リサイクル)市場」の広がりから、利用が拡大していたという。

利用拡大に伴い、「修理申し込みをしたその日のうちに回収してほしい」「梱包資材がない状態で回収してほしい」「集荷以外のチャネルを増やしてほしい」といった顧客ニーズに応えるため、リニューアルするもの。

現状では、メーカーから送信された一括の回収依頼データを翌日に各宅急便センターを介して担当セールスドライバーへ連絡し、回収していた。

リニューアルでは、エンドユーザーが回収・修理依頼したものを当日中に回収できるようにするほか、メーカーから送信されたEDIデータを、直接ドライバーの携帯端末であるポータブル・ポスに送信し、集荷のスピードアップを図る。

また、全宅急便センターに梱包資材「精密機器ボックス」と「パソコン宅急便資材」を常備し、当日依頼分でも集荷指示を受けたセールスドライバーが資材を届ける。将来的には「環境に配慮した『通い箱』を開発する」としている。宅急便センターへの持込を可能にすることで、修理品の回収チャネルを拡大する。

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