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サンディスク/中国初のプラント稼動

2007年10月02日/物流施設

サンディスクは、フラッシュカードの製造プラントを中国で初めて稼動させた。場所は上海のサイエンスパークで、主力製品であるモバイル機器用などの最先端フラッシュメモリー・カード関連部品の組み立てと製品テストを主に行う。

運営主体はサンディスク・セミコンダクター上海(SDSS)。上海のプラント施設は今後、サンディスク・グループの国際事業の拠点としても機能する予定。製造するのは、具体的にはシステム・イン・ア・パッケージ(SiP)と呼ばれるフラッシュメモリー用小型チップ。SiPは、特に収納スペースが小さい高機能携帯電話では重要部品となっているもの。

施設は延べ3万4000平米で、垂直式に生産ラインが構成され、組み立てとテストが同じ工場内でできるようになっているのが特徴という。ここで、日本の製造拠点から調達したウェハの受け取りから、完成品の顧客への出荷までを行う。SDSSは、サンディスクの国際市場でのSiP供給全体の約30%分を生産する見込みだ。(翻訳)

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