富士通テン（株）は10月3日、地図データを本体内蔵のフラッシュメモリーとSDカードに収録したメモリータイプの業務用カーナビゲーション「TVMM-091」をタクシー会社に出荷開始した。
新商品は、業務車両の長時間・連続使用に対応できる耐久性を確保するため、1日約20時間以上（年間約7300時間）稼動するタクシー車両を想定して開発。
従来のDVD・HDDと異なりデータの読み取りに必要なモーター駆動部を持たないメモリータイプを採用し、部品の磨耗や熱・埃による汚れを極力排除したことで高耐久性を実現した。
ナビ本体・表示部・操作部をひとつに集約し、無線機や料金メーターなど様々な機器が装着される業務用車両の運転席周りへの取り付け易さと省スペースの両立を図った。
同社では今後、輸送・物流業界にも拡販していく、としている。
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富士通テン（株）
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