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CFSコーポレーション、アインファーマシーズ/経営統合で合意、規模拡大で物流効率化を推進

2007年10月09日/SCM・経営

(株)CFSコーポレーションと(株)アインファーマシーズは10月5日、株式移転で両社の完全親会社となる共同持株会社を設立し、経営統合することで基本合意した。調剤薬局を含むドラッグストア業界全体で、医療用・OTCを含む医薬品などの売上高が国内1位となり、総売上高でも2位の規模となる。規模の拡大で物流コストの削減などに取り組み、競争力を強化する。

CFSコーポレーションは神奈川県・静岡県・東京都を中心に、ドラッグストア263店舗を展開、調剤薬局併設型のドラッグストア店舗の出店にも力を入れている。食品スーパーも25店舗を展開している。

アインファーマシーズは調剤薬局をグループ全体で全国に343店舗展開し、M&Aを含めた積極的な出店で業界でトップに。また、郊外型ドラッグストアに加え、コスメティックに特化した都市型ドラッグストアという新たな業態を開発し、併せて44店舗を展開、医療制度改定に対応し、ジェネリック医薬品を専門的に取り扱う卸販売も行っている。

経営統合することで、医薬品販売で業界1位となるスケールメリットを活かし、仕入コストの低減、物流コストの大幅削減に力を入れる。PB商品・ジェネリック医薬品の取扱規模の拡大など、仕入・販売体制の強化を図り、高収益を追求する。

2008年4月1日に共同持株会社の設立登記を行い、同時に共同持株会社を上場させる。株式の割当比率は、CFSコーポレーションの普通株式1株に対して共同持株会社普通株式0.30株を、アインファーマシーズの普通株式1株に対して共同持株会社普通株式1.25株をそれぞれ割当て交付する。

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