（株）ブリヂストン（社長荒川詔四）は、2008年から2012年までの中期経営計画を策定した。
中期経営計画では、全てのSBU（戦略的ビジネスユニット）は、グループが保有するビジネスリソースが全体最適に活用されるべく整合性の取れた計画を立て、その実現に向け、GMP（グローバル･マネジメント・プラットフォーム）がサポートを強化するという枠組みを取る。
さらに、長期戦略を明確化し事業領域を統合・拡大として、サプライチェーン全体での最適な形を構築し、品質の高い製品とサービスを社会の皆様にご提供するために、グループの保有するあらゆるリソースの統一性を重視し、効果的に活用する「垂直統合」強化を実施する。
海外市場や特殊タイヤ市場において、積極的に売り上げを伸ばすことで売上高をグループ全体で約20％伸ばし、戦略商品の拡販や合理化努力で営業利益を約80％増（約1.8倍）とする計画とし、これを支える供給体制も整備する。
